怪獣化したダークジャスティスは口から破壊光線を放った。サニー達がよけると地面にはクレーターができた。

サニー達は一斉に攻撃を仕掛けるがまるで歯が立たない。それどころかレッドとブルーを吸収したからか攻撃力と耐久性も以前より大きく上がっていた。それでも奴の好きにはさせまいと必死に攻撃を続けた。

しかしダークジャスティスは一切動じることなくサニー達を蹴り飛ばすと再び破壊光線を放った。

「貴様らの攻撃などぬるいわ!」
ダークジャスティスはサニー達を挑発した。しかしサニー達は動じることなく作戦会議を始めた。

するとサニー達はダークジャスティスを囲うと一斉に攻撃を仕掛けた。体全体にビームを当てれば全体に攻撃が効くと考えた。しかしそれでもまるで動じなかった。

もう倒す手段はないのか・・・一度は諦めかけたがここでやらなければ何も変わらないと攻撃を続けた。しかし

「いい加減しつこいんだよ!!」
ダークジャスティスはサニー達を蹴り飛ばすととどめの一撃を仕掛けようとした。

すると何者かがダークジャスティスに渾身の一撃を放った。それはゲンムだった。

「ここは俺が食い止めるからそれまでに回復させるんだ。」
サニー達はいったんその場を後にした。

一方ゲンムはダークジャスティスの猛攻をものともせずに対等に渡り合っていた。一進一退の攻防が続き戦いは激しさを増していく。

「お遊びはここまでだ。」
ダークジャスティスはそう言うとゲンムを蹴り飛ばして破壊光線を放った。ゲンムもエネルギー波で迎え撃ち双方の攻撃がぶつかり合うと拮抗した。

互いに威力を高めあうとやがて双方の攻撃が圧縮して大きくなって激しい爆発を起こした。爆発の衝撃でゲンムが倒れるとダークジャスティスはとどめを刺そうとした。

すると何者かがダークジャスティスに渾身の一撃を放った。それは回復したサニー達だった。
やがてゲンムは起き上がると全員で攻撃を始めた。

ダークジャスティスは反撃に出ようとするがさっきの爆発でダメージを受けたのか動きが鈍くなった。サニー達はこれをチャンスに攻撃を続けるとついに倒れたのだった。

倒れたダークジャスティスは元の姿に戻ると吸収されていたレッドとブルーも出てきた。するとそこに黒いローブを着た何者かが現れた。その姿を見たサニーはあの時の閻魔大王であることに気が付いた。

しかし閻魔大王はダークジャスティスらを吸収するとこう言った。

「世界を地獄に染めてやる!」
閻魔大王の言葉にサニーは唖然としていた。

続く

戻る

TOP